未来へのハイウェイ

永遠に推し(財木琢磨さん)の話がしたい

出会いと別れ

どうにもならないのです。

刀ミュと推し、切っても切れないのです わたしの中では。なので、ふとした瞬間に刀ミュのことがよぎり遣る瀬なくなります…この時期は特にね。どうしてもふつふつしてしまうなら、今さらではあるけれど去年の話をしようと思います。

もともと刀剣乱舞のゲームから派生するいろんなムーブメントが好きでした。一つのオンラインゲームから元の歴史や展示を見に行こうと博物館・美術館が人で賑わう様子や、それによって文化財の保護や復元へのクラウドファンディング、神社や各所のコラボ……女性向けにつくられたパッケージツアーなんかも地方で行われ地域活性化も担っているかと思うと「好き」のエネルギーは本当に素晴らしいなぁ!と肌で感じていました。

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足利市の街をあげてのコラボはめちゃくちゃ楽しかったです

ミュージカル刀剣乱舞『阿津賀志山異聞 トライアル』はそんな時にたまたまテレビで観ていて、あ〜これが噂の……「加州清光まんまやん」「三日月歌うま!」と、どんどん引き込まれ二部で完全に心を奪われました。ぺ、ペンラ振りたい…!

最新の演目は『三百年の子守唄』。大倶利伽羅が好きだったので同時に「自分の解釈と違ったら辛いな……」と思いましたが、それ以上にキービジュのにっかり青江の再現度の高さに決めました。観たい。だからといって観れるわけではない、今最もチケットが取れない舞台……それが刀剣乱舞。しかも先行はすべて終わっていて一般発売を残すのみでした。周りを巻き込みながらスマホ片手にロッピーに並び、なんとかもぎ取った一枚、これがすべての始まりでした。

4月の大阪公演、梅田芸術劇場の三階席、目の前は通路。遠くて高いなというぼんやりとした感想と、誰か通るかもしれないという期待が少し。そして幕は上がりました。そういえばこういうお芝居はほぼ初めてのわたし、静かに歩きながら出て来た石切丸(崎山つばささん)の息遣いに心臓が止まりそうになりました。そう、役者が出てくると思った以上に近くて所作も足音もすべてが聴こえてくる…!ということはこちらの音もあちらに届いている…生の舞台がこんなにも観客と共有する空間だとは。いつもドームクラスのライブにしか行かないのであまりの新鮮さにびっくりしました。そして息を潜めているともう出て来てしまった……そう、大倶利伽羅財木琢磨さん)。思わず息を止めてしまった。だって倶利伽羅がそこに顕現しているんですよまず背格好からそうだし、歩いたり止まったり、声を出すその瞬間の一つずつがまさに思い描いていた大倶利伽羅……この感動ってなに? 恐ろしいよ2.5次元

あっけにとられていたわたしと場の静寂を決壊させたのは千子村正太田基裕さん)の登場シーン。いきなりギター音から始まりシャウト、シャウト…!口開きっぱなしです。驚きなのかなんなのか感情が揺さぶられすぎて涙出てました。そして合間に微笑まれて一気に堕とされるのです。すごいな。にっかり青江(荒木宏文さん)も出て来た瞬間から青江で最後まで青江だった。大倶利伽羅はどちらかというと想像以上だったんだけど、青江は想像以上でも以下でもなくそのまんまだったんですよ…語彙がないんだけどほんとにこれってすごいことじゃないですか。

みほとせは徳川家康と徳川絡みや絡みじゃない刀6振りの話だったんですが、それぞれに自分の物語があってそれが少しずつ絡んで誰もが主役のあたたかい物語でした。とくに大倶利伽羅に感情移入しすぎて終わった後の第一感想が「しんどい……」。倶利伽羅はただツンケンしてるだけの一匹狼キャラじゃないのでその辺りをきちんと丁寧に描かれていたことに感動しました。

あと全体的にロックというのかベースやギターが強くて音も好みでした。「勝利の凱歌」なんて初めて観た時めちゃくちゃかっこよかった。そして全体的に歌がうまくて、声のバランスがいい。そして最終的には蜻蛉切(spiさん)の劇場内に響く声に圧倒される。劇中歌「かざぐるま」はこの物語を象徴する曲で、子供時代の家康の成長と季節の移り変わりが美しくてそこに蜻蛉切、石切丸、大倶利伽羅の高中低音がいいんですよ…もういまやイントロだけで涙腺にくる。子供の話には弱いんだよ〜〜〜。

で、感情引っ張られたまま二部です。人生初のうちわとペンラを用意しましたよ。横も後ろもグッズやシュシュが真っ赤で大倶利伽羅推しの審神者に囲まれていました。リーンゴーン(二部始まりの音)、うぎゃ〜〜〜〜〜〜かっこいい〜〜曲がそもそもかっこいい〜〜〜!大倶利伽羅のソロパートが来るたび死にそうになる。青江とのニコイチ感…なんなんですかこのご褒美は…!二部衣装は全身真っ赤でかっこいいよ〜〜〜!首に黒チョーカーと片耳カフつけたの誰〜〜〜!!!そしてファンサ曲といわれる客降り曲、ここでうちわ出すんだ!ってわたしも急いで構えました。でも下の階から悲鳴は聞こえるけどここは遠いから(3階)来ないかもな……って悠長にしてたとき左側のドアがバンって開いた、大倶利伽羅、立ってた、一気に悲鳴に包まれた。

そんな審神者の奇声に煩いとでも言うように耳を塞ぐポーズをしながらそのまま目の前を通過………わたし声ひとつ上げられず息を止めて凝視してしまってました。こちらをちらりとも見なかった、もうその瞬間、どうしようもないほど幸せでした。なんという幸運、なんという最高の席……。

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願望むき出しのうちわ……来てくれたよ…

 ふわっふわの頭でどうやって家まで帰ったのか覚えてません。新幹線の席も間違えてたし。あぁでももう一度見たい、お芝居をなんども通う意味がわかった。これは中毒だ。でももう千秋楽までチケットはない、 ライビュのチケットまで取り損ねた…のでDMM生配信を買いました…なんて便利な時代なんだ!?

ちなみにこの頃、財木さんの立ち姿だけで悶えてた。

でも当時は財木さんというより大倶利伽羅のアザーショットが眺められるので刀ミュ俳優さんのツイッター追っかけになってました。素晴らしすぎる福利厚生だった……だからまだメイクオフの全体写真や3人写真ですら「どれが財木さん??」状態…それほど大倶利伽羅と役者ご本人の印象が乖離すぎてて一致しないんですよ。表情も言葉も顔も。ただ立ち姿だけはほんのり…ほか5人はなんとなくわかるのに財木さんだけは最後まで役と本人が一致しなかった。

ライビュのチケットまで取り損ねてたらなんと中国珠海公演のお知らせが。珠海!?どこそれ。え、でももう一度あの舞台が観れるの? うそ、行く。だって過去海外公演は映像化してないんでしょ?二度とないにもほどがある……新しい大倶利伽羅が観たい、観れる、公式ありがとう…!!!期限切れしていたパスポートを申請しつつ航空券と舞台チケットを同時進行で取りながら……行った。仕事休めない時期だったけど金土日だったのがまだ救いだったのと、珠海が香港から近かったので交通の便でどうにか弾丸できました。

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中国バージョンのキービジュ

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普段真っ白なんだけど夜の珠海大劇院はきらきらと変わり、これは大倶利伽羅カラーのとき

そしたらこれがまた……良かった…!役者さんがすこし休まれたあとだったからか、そもそもの声の伸びが違う!そっか…60公演ぶっ通しだったからね…蜻蛉切なんて別人ですかのごとく声量が違いました。素晴らしく上手かった。中国ならではの村正の日替わりネタもあったし、大倶利伽羅がまたひとつ違う表情を出していた。というか青江は毎回振り返ったり、笑ったりが少しずつニュアンスが違う。舞台ってマジで別物なんだな…大倶利伽羅は家康に「康政の倅か!」と言われたタイミングの石切丸を凄むシーンが少しずつ違いました。千秋楽は「…言ったな……」という諦めと覚悟のシーンだったのにわたしが観た回では「お前、言うなよ!(足で床ダン)」くらいの違いがあった。あ〜〜〜〜〜永遠に観ていたい…60公演を円盤化してくれ……。 

iii-highway.hatenablog.com

(後日、無観客VR配信に新しい大倶利伽羅が観れる!と大騒ぎしてたのはこれです)

www.dmm.com

帰国してからアーカイブ配信を買ってVR配信も買って、BD、CD、アルバム…新しいみほとせに会えるならすべて手に入れたかった……。「勝利の凱歌」のMVなんてほんとなにがどうしたのかってくらい良かった。本編を踏襲して4振りから始まりあとから2振り合流、そのまっすぐ走る大倶利伽羅、石切丸とやりあう間奏、すごくいい〜〜〜!! 本編では大倶利伽羅も青江も歌ってなかったし真剣乱舞祭2017でも実現しなかったのでこのMVはすごく嬉しくてずっと見てた、今も見てます。あとメイクとウィッグまた良くなったでしょ…。

youtu.be

あとNHKのシブヤノオト。ツイッターでの毎日更新と本番のトークまで素晴らしかった。 

実は4月くらいまでは「と〜らぶが好きなので…大倶利伽羅が好きなだけで俳優さんと混同しちゃいけないよな」と言ってたくらいなのに、一気に落ちたのはたぶん5月の珠海公演です。早いな。珠海公演あたりで財木さんに新シリーズの水戸黄門の助さん役が決定したんです。そのとき助さんも観たい、と思ったのでもう俳優の財木琢磨を追いかけ始めちゃったんですね…。彼の地元の福岡であったDVD発売イベントも迷っているうちに売り切れて死ぬほど後悔したのでこれは腹をくくって動き出さないと絶対また後悔するタイプのハマり方だ、と向き合うことにしました。

そして年末。真剣乱舞祭2017。とにかくチケットが確定するまで毎日胃が痛かった……ネタバレ踏むのが嫌なので武道館はとにかく行きたかったし2.5次元史上最大規模のさいたまスーパーアリーナにも参加したかった。先行につぐ先行を潰しなんとか武道館一枚、たまアリ全公演取れました〜〜〜!!!交通費とホテル代なんて知るか来月の自分に任せる!グッズも大倶利伽羅はぜんぶ買った!

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乱舞祭といえば内番姿〜〜!ブロマ表情すごくいい…

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大好きなキービジュ!

ロックアーティストのファンを20年やってるのに刀ミュで初武道館になるとは…人生よくわからない。

推しが武道館に立つなんて感無量だな〜なんて言ってたのに……き、記憶がない。いや、始まりから大倶利伽羅やみほとせ組に手厚いなぁ…とは思っていたんですが…途中の聞いたことない曲が流れて大倶利伽羅が画面いっぱいになったあたりで呼吸困難になり記憶が飛んだんですよ。ほんとに。曲終わりに拍手でもなく周りみんなザワザワしてたのだけを覚えています。とにかくすごいものを観た……とだけ。あつかし組や幕末組も初めてだったしとくに「mistake」を生で聴けて嬉しかったのにすべて吹っ飛んだ。

たまアリでようやく視界が定まってきました。心臓がばっくばくする。動悸息切れ、確実に寿命が縮んだ。全刀剣男士参加曲のサビをどセンターで大倶利伽羅が歌っている…これは……夢?みほとせ本編でも二部でもソロがなかった大倶利伽羅に与えられた大倶利伽羅のための曲……?大画面にドアップに映る美しい大倶利伽羅……は〜〜〜顔がいい〜〜〜〜〜!うん、顔がいい。声もいい。かっこいい、完璧。ありがとう公式、ありがとう運営、ありがとう……最高にかっこいいです。千秋楽あたりでしっかり双眼鏡覗きながら観れました。全体も観たかったけどもう、二度とない瞬間の大倶利伽羅を観るためにきてるんだから…全体は円盤で確認します。そんな感じで。ずっと観てた。永遠に続いて欲しかった。

みほとせ組はいつでもフルメンバーでした。2.5Dカフェ配信でもzipの特集でもシブヤノオトでも真剣乱舞祭でも誰一人欠けることなく舞台に立っててとても誇らしく嬉しかった。

乱舞祭はアンケも公演ごとにちゃんと書きました。舞台写真が欲しいって書いたらあとで実現してたし、キャス変など大きな話があるときは本公演でしないほうがいいのでは?(乱舞祭千秋楽でアンコールがなかったため)など、今後の動きを見ていればファンの意見を汲み取ってくれる印象がとてもあります。だけどファンの声の大きさや動きにはプラスな反面マイナスもすごく感じてました。中国公演でどこからか「大倶利伽羅がファンに抱きつかれた」という情報が出て一気にツイッターで回りました。もちろんガセです。わたしは該当の公演にもいたし客降りもあったけれどそんなことが発生していたらもっと騒然となっていたはず。なのに役者の帰国前に拡まって財木さん本人が訂正ツイートをするまでに至ってました。だからプライベート写真が流出した際も反響は大きかったです。毎日タグや情報をチェックしていたのですぐ気づいたんですけどその後は散々でした。

それから刀ミュプレミアム会員サイトのランダムフォトに大倶利伽羅が出ることはなくなったし、みほとせ組が順々にPC壁紙やスマホ待受になるなか、最後の大倶利伽羅だけとうとう更新されることはなかった。

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季節ごとに更新していた待受は最後の春を残したまま終わった

刀ミュラジオっていう新しいコンテンツにも呼ばれることはなかったし、乱舞祭2018に名前がなかった時点でわたしはチケットも取らなかった。一人欠けたみほとせ組を観るのは絶対辛いし泣くと思うから。もうファンとしてはとっくに覚悟していたけれどキャス変の再演情報を見て一気に悲しみと遣る瀬無さに襲われた感じです。彼の大倶利伽羅にはもう二度と会えないという事実……。

舞台上の財木さんは神おろしのような憑依型でした。大倶利伽羅をそのまま体現したような立ち振る舞い、雰囲気、そしてキャラに対する解釈、受け答えが2.5次元として完璧だった。刀ミュのプレミアム会員だったら彼の、財木琢磨のキャストブログを見てほしい。あそこですら完璧に大倶利伽羅なんです。大倶利伽羅をいちばん尊敬して誰よりも理解しようとしていたのは財木さんでした。もちろん大倶利伽羅は彼のものではないんですけど、それは2.5次元舞台から始まった財木さんがいちばんよくわかっていて。わたしはそんな彼の姿勢が大好きです。

刀ミュのことがもともと好きだったしファンの声を反映する運営のこともわかってます。このタイミングの発表もアンケが反映された結果だと思ってますし。ただ、契約上のことはなんともいえないけれど、財木さんがつくりあげた刀ミュの大倶利伽羅がこうして評価されて終わっていくんだなと思うと本当に辛くて。だからまた意見書いた。これでわたしの刀ミュは一旦おしまいです。

ちなみに再演の牧島さんはこれまた面白い……。『DIVE!!』のときに知った役者さんですが財木さんと同じようにスイッチで切り替えタイプなのか、ふだんぼんやりしてるのに舞台上の輝きが半端ないです。細いながらもしっかりした肉付きだし(財木さん曰く「自分より胸板が厚い」)声も低音だしすごくメイク映えするし、再演キャストを見たとき一人で納得してました。

 財木さんもこういうことしてたな……。

 

パリ公演もあって紅白も決まって。きらきらと眩しくて勢いのある刀ミュの舞台はやっぱり羨ましいけれど、わたしはこれからも財木さんの役者人生を応援していきます。

 

舞台『DIVE』2018/10/6-7

舞台『DIVE!!』The STAGE!! 10月6日ソワレ、7日マチネ・ソワレ(大千秋楽)

すっかり遅くなって今更ですが観劇してきましたメモ。

ゲネプロまとめとかしたかったんですが下書きも消えたしパソコン修理で入院だしわたしはわたしで引っ越しとかバッタバタしてるうちにもう11月も終わりに……。

この時期、というかこの舞台期間中もずっと悩まされていた台風。この大阪公演にもちょうど計ったようにきてて焦りました。飛行機は欠航の可能性が大きかったので新幹線を予約してたんですけど8時くらいの時点ですでに運休になり代替の分も1時間遅れになっていて、わたしは2時間弱遅れで新大阪に到着。本当は京都の2.5Dカフェに立ち寄りたかったんですが、このあとのソワレに間に合わなくなるほうが恐くて結局早めにホテルへ。

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初めての森ノ宮ピロティホール

駅から上がってすぐにあっていいですね…隣の複合施設でも時間潰せるし。

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きゃっほー!やっと、やっとわたしの初日が上がる…。ゲネプロや東京公演もあまり耳に入れないようにしてきたのですが…今回いろいろVR動画があったのでうっすら薄目で見てました…。

で、いざソワレ。席は5列目どセンター!

はーーー。すごかった……すごい余韻……試合を一つ見終わったような緊張感と充実感…!!

劇場に入ってからまず目につくのが舞台上の飛び込み台。上の照明やらなんやらに届きそうなほど高くて「え、あれから飛んだりはしないよな?」という驚きと少しの恐怖。実際はそこから飛んだりはしませんでしたが(イメージ映像のような形で役者自身はそこに立つ)、2〜3メートルはある高台からは…飛んだ!

飛び込み競技が題材の舞台でどうするんだろう、と思ってたらマジで役者自身が飛び込んだ……事前情報でそりゃなんとなくわかってはいましたが、目の前でいざ飛ばれると「ひえっ」って声が出そうになる。狭いし暗いし高いし飛ぶ方はマジで恐かったんだろうと思う。でも観てる方からはそんな恐怖心を感じず(役どころによってはあるけど、それは芝居としてだし)本当に試合を見てる感覚でした。

客席からは見えなくなっている部分(上手下手の袖)めがけて飛んでいくんだけど、飛び込んだ先の入水音で成功か失敗かがわかるの。技の表現もなるほど、わかりやすい、でずっとドキドキワクワクしてた。飛び込みが成功したとき拍手しそうになってしまった。音と大道具の勝利って感じ。2.5ステージとしてるけど、確かに役者の見た目やキャラ設定に関しては2次元からお借りしてるものがあると思うものの、それ以外は派手な演出はなくて(プロジェクションマッピングの飛び込みイメージとか一切なし)舞台自体はストレートのものといってもおかしくない、目指してるものがトレースではなく小説にある青春群青と飛び込み競技だった。これは…映像だとこの迫力はなかなか伝わらないよなぁ…と思いつつも劇場で円盤予約した。

財木くんは身体がめちゃくちゃ綺麗で…締まってるし浮き出てるし…沖津飛沫の存在感そのものでびっくり。どこから出てるのあの野生児感は…君はいつも役に憑依するというか…役そのものになるからすごいよ…。財木くんいちばん飛ぶ種類が多いらしくて、跳躍力も「えぇ、舞台袖のマットすら飛び越してない?大丈夫??」ってくらい飛んでいく。

舞台が完全に終わってからZAIKEYの稽古動画見たんだけど、こ、こんな状態でよくあそこまで飛べたな〜〜〜……って。もちろんプロだからだけど…微塵も出さずに沖津飛沫になったの、驚かされる〜〜〜。

会員の人はここから見れます。

https://members.zaiki-takuma.com/movie/20180918/

カーテンコールの挨拶は財木くんでした。

台風や大阪の地震に触れて、それから感謝の言葉を伝えてくれた。その日のブログに「いつも最後まで綺麗にうまく喋らなくてごめんなさい」と謝られてたけど、彼の中にはいつもそれがあるんだと思う。言葉が出ないって事あるごとに言ってるし。でも財木くんが財木くんの言葉で語った想いは素直で正直なものだった。それで十分だしこちらにもきちんと届いてる。そして上手く喋れないぶん、彼は芝居で返したいんだなぁとも思う。言葉足らずでも芝居を観れば伝わるし、わたしが推しを好きな理由はここにあるんだと改めて思った。役にも舞台にも周りにも真摯で真面目。かっこよくてスタイルがよくて、そんな若手俳優は星の数ほどいるけどわたしはこういうところでも惹かれてるんだと、再認識させられました。 

そしてこのソワレはお見送りが財木くんの日で!扉出てすぐのところに満面の笑みで沖津飛沫の姿をした財木くんが立っていたのでした。去り際に感想か何かを言葉にできたのかどうか怪しいが……あの笑顔を拝めてほんとラッキーで幸せ者です…ファン冥利につきます……。ということで感謝の気持ちを込めて追いブロマした^^

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フォトブース!かわいい!!

さて7日マチソワ。熱い〜!飛び込むたびに鳥肌が立つ!昨日とは席の角度がぜんぜん違ったおかげで飛び込みの飛距離がわかった。あんな狭いとこでよく思いっきり飛んでるな……。

すべてが終わったのでパンフレットも見ましたよ。

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舞台上に入った瞬間、自分の中のどこにあるか分からないスイッチが押された感じになって、極端に言うと0から100になるような感じ

推し〜〜〜こういうとこ!好き!役者さんの0か100か、っていう感覚が非常に好きなんですねわたし。ギャップ萌えとでもいうのか憑依型なのが好き。自分すべてで役になりきるというか役そのものになるの。沖津飛沫はまさにそんな感じでした。好き。

 

そして高橋くん以外ほかの役者さんを生で見るの初めてだったんだけど牧島さん、声が低くて安定して聴きやすいし、役に入ると引きつけるね。目で追ってしまった。あと納谷さん、すごく主役だった。観客の視線を奪わないといけないところでスッともってく、感情むき出しのとこの表情がすごかった。高橋くんは相変わらずとてもストレートでスマートだった。観客に向かって「アンケ!書いてくださいね!」って。とても頼もしい。しっかり書かせていただきましたよ!

 推しの一面を暴いてくれてありがとう。可愛いよね。納谷さんが座長でよかった。

そしてしばらくロスになりました……早く沖津飛沫とみんなに会いたい…と思ってると劇場予約した円盤の発送準備っぽいお知らせが来ました。映像も楽しみだなぁ。

Happy Birthday★。.:*・゜゚・*

10月15日 財木琢磨さん 26歳のお誕生日おめでとうございます!!!

 

26歳年越しカウントダウン、ニコ生から参加させていただきました!

バスツアーに参加できなくてもお祝いに参加させてくれる財木くん、スタッフさん、参加されてる方々の優しさに生かされています。おめでとう〜〜〜!!ありがとう〜〜〜!!!

財木くんの26歳がより一層、お仕事と人に恵まれ幸多き年になりますように。