未来へのハイウェイ

永遠に推し(財木琢磨さん)の話がしたい

役者の戦場 インプロラボ

dTVチャンネルで配信中のインプロラボ。

3人の役者の即興劇。顔合わせの場面から撮影は始まっていました。まずは高橋健介くんが楽屋入り、からの納谷健くん登場に「たけか〜」、財木くん登場に「あいつか……」のコメントに最初から笑いが止まらなかった。

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dch.dmkt-sp.jp

机に並べれられた3種類のカード「シチュエーション」「エピソード」「キャラクター」を選び、そこからぶっつけ本番になるようですが、1回目は「病院」「ごめんなさい」「人気者、臆病者、専門家」でした。本番までの10分間、それから5分の即興劇。それぞれの役者が先手・後手と仕掛け人、性格、彼ならどうするだろうを考え、とくに話し合う場も持たずに本番。いや〜〜〜これは下手をすればただの演技練習の場にしかならず、配信としてのショーにも成り立たないのではないか、という心配さえしてしまうガチな芝居合戦でした。でもこれがもうリアルでガチであればあるほど、興味深い。だれもがオチを考えながらもゴールにたどり着けず、消化不良の半端で終わるところすら、ぶっつけ本番の現実。役者が役者としてのプライドと引き出しを持てるだけ出し合って、でも自分のことだけ考えていても芝居としてはまったく成立しないという、本気でやらないとなんにも昇華できないという恐さを画面からも本人たちからも伝わってきます。
いや、たぶんどの役者にとってもこの裏側は出したくないだろうし、出しながら魅せることは至難の技で、めちゃくちゃハードル高いものを番組として成立させようとしているな!っていうのと、その初回にこの3人を選んだことによる、番組側の挑戦とファンからしたら面白そうな番組へのオファーありがとうございますの感謝でしかないです。
普段こんなの、円盤のオフショットやバックヤードでしか見れないし、そこには「正解」を持つ演出家がいるので、脚本もキャラクターもゼロからのここまで役者任せで手放しの場はなかなか見れるものじゃないです。
いやーほんとこの3人を選んだ理由を知りたい。この3人って良くも悪くも一人がわかりやすく突出してるわけでもなく、年代も芸歴も近いし、それぞれが周りを見つつバランスを取れる役者だから、誰かがリードしたりリードする場面がないと山も谷も作れなくなりそう。
全4回、どうなるか最後まで楽しみ〜〜〜!!!

 ピュアなリアリスト……!最近、財木さんを形容する単語が素敵すぎてさ。嬉しい。